
<FXが流行っている理由>
● ここ数年で、利用者が急増しているFX取引。人気の理由は何でしょう?
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仕組みが簡単。少しやれば理解できます。上がるか下がるか、だけですから。 |
◆
パソコン(携帯電話)一台、少ない資金(数千円〜数万円)でも取引に参加できる。
商売やビジネスと考えれば、家賃は不要、ネット以外の設備も不要。 |
◆ 平日は24時間取引が可能で、主婦やサラリーマンにも人気がある。
日本の主婦は、外国投資家に「ミセス・ワタナベ」「キモノ・トレーダー」と呼ばれている
芸能人でも、小倉優子さんやサンプラザ中野さんがやっているのは有名。
最近では格闘家の魔裟斗さんがFX業者のテレビCMに出演してますね。 |
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株と違い、価格操作しにくい世界市場取引なので、少資金の個人投資家にも有利 |
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金利の高い国の通貨を買うと、毎日金利がもらえるので、自由が利かず・手数料が
高い外貨預金からの資金移動も多い(困った銀行は、FXの仲介業務を始めてる) |
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数億円の儲けを脱税したオバサンや社長サンが、FXをニュースで有名にしてしまった。
(副業と同じで、年間20万円以上の利益を出した場合、確定申告が必要です。)

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※ 現在はレバレッジ規制により、100倍のレバレッジは掛けられません。
<エフエックスってなに?>
● FXとは、正式には「外国為替証拠金取引」といいます。
英語でいうと、外国為替は「Foreign Exchange」、略してFXと呼ばれているのです。
FX取引とは、このように外国通貨を対象とした取引のことです。
海外旅行に行く時、そして帰って来た時、日本円と米国ドルの値段が変わっていた・・・
なんて経験はありませんか?
そう、そんな感じで、通貨の値段は常に変動しています。
それを利用して、「通貨を安く買って、高く売る」または、「高く売って、安く買い戻す」
というような取引ができるのです。
※値が下がると思った時は、売り注文を出し、下がった所で、買い戻すこともできます。
さらに、スワップ金利といって、金利差のある通貨を取引きすると、外国の利率で毎日
金利がもらえます(金利の高い通貨を売った場合は、逆に金利を支払う)。
通貨の値動きは、パソコンや携帯電話があれば、リアルタイムで確認できます。
買うのも、売るのも、パソコンや携帯画面上で、リアルタイムに行えます。
<取引できる時間と市場>
● FX市場は株式市場と異なり、世界共通の市場で取引します。
そのため、平日は24時間取引が可能です。
(朝方のオセアニア市場から始まり、下記が3大市場と呼ばれます)
朝9時〜 東京市場 (東京タイム)
午後3時〜 ロンドン市場 (ロンドンタイム)
午後21時〜 ニューヨーク市場 (ニューヨークタイム)
といった具合に、1日が流れていくのです。市場といっても、株式市場のように建物が
あるのではなく、世界中の銀行間などのネットワーク網が、為替市場と呼ばれています。
※土曜、日曜日は上記の3大市場はお休みです。(国内のFX業者もほとんど休み)
ただ、イスラム圏の中東市場(中東タイム・中東レート・未来レートなどと呼ばれる)は
開いており、土日でも希に大きく値段が動く時があります。
<取引できる通貨>
● 取引できる通貨ペアは、各取引会社によって異なります。
だいたいの人は馴染みのある、ドル円(USD/JPY)やユーロ円(EUR/JPY)などから
入るのではないでしょうか。
FXでは、日本円で外国通貨を売り買いするだけでなくユーロドル(EUR/USD)など、
外国通貨同士のペアでも取引できます。
※ポンド円など値動きの激しい通貨ペアは要注意!
● 参考までに、ドル円ペア(USD/JPY)での取引を考えてみましょう。
◆ ドル買い注文 (逆に考えると、円を売る、という注文)
ドルを安く買って、高くなったら売る (ドルが値上がりすると思う場合)
◆ ドル売り注文 (逆に考えると、円を買う、という注文)
ドルを高い時に売って、安くなったら買い戻す (ドルが値下がりすると思う場合)
FXでは、上記の2通りの注文が出せます。
共に、反対売買(買ったら →
売る)をした時点で、決済されてその取引は終了します。
<通貨の値段>
● 日本が好調ダ! アメリカ経済はちょっと不安だしな。
ドルを売って、日本円を買っておこう → 円高・ドル安 1ドル102円
● 日本は低調。 アメリカはソコソコ。
日本円を売って、ドルを買おう → 円安・ドル高 1ドル110円
<FXの用語>
● スプレッドとは、売値と買値の差額のことです。
スプレッド2銭なら、売値110.00円・買値110.02円となります。
「ただいま、1ドル110.00円〜110.02円で取引されてます」
テレビで良く聞きますね。
スプレッド幅の少ないほうが、取引にはより有利です。
● スワップポイント(金利)とは、取引通貨ペアの金利差のことです。
日本円の金利0.5%、ユーロの金利4%なら、その差がスワップになります。
ユーロを買い持ちすると、1日ごとに差額金利がもらえ、ユーロを売り持ちにすると、
差額金利を1日ごとに支払うことになります。
最近では、外貨預金の代わりに、スワップ金利目当てでFX取引をする人も増えてます。
● レバレッジとは、「てこの原理」と訳されます。
1ドル100円の時、100万円で1万ドルが買えますが、FXのレバレッジを利用すると、
レバレッジ10倍なら、10万円の資金で、1万ドルを取引できます。
レバレッジ100倍なら、1万円の資金で、1万ドルが取引できます。
※ 現在はレバレッジ規制により、100倍のレバレッジは掛けられません。
● 証拠金とは、取引する際に必要となるいわば、保証金のようなものです。
1万ドルの売買の場合、1円の値動きで1万円の損益が発生します。
証拠金が1万円の場合、1円の値動きで資金が倍にも、ゼロにもなります。
含み損が出ている場合は、ロスカットシステムにより、例えばロスカットが50%なら、
50銭(5千円)の損失が出た段階で、ロスカット(損失確定)となります。
証拠金に余裕を持って取引をしている人、例えば証拠金5万円なら、5円分の値動き(ロス
カット50%なら、2円50銭分)に対応できる資金を運用していることになり、ロスカットの
リスクが減り、相場が回復するのを待つ余裕も生まれます。
● クロス円とは、ユーロ円(EUR/JPY)など、米国ドル以外の「日本円と外国通貨」の
通貨ペア(組み合わせ)のことです。クロス円の値段は、おおよそ下記のようになります。
(例)ユーロ円の値段 = ドル円 x ユーロドル
つまり、ユーロ円はドル円と、ユーロドルの値動きによっても、価格が変動します。
<ロスカットとは?>
● FX取引には、無制限に損失が拡大しないよう、ロスカットという仕組みがあります。
自分の口座の残高(証拠金)が一定の割合に減少すると、それ以上の損失を出さない
ように、システムが自動で所有ポジションを精算します。(強制的な損切り)
ロスカットを避けるには、ロスカットラインに引っかからないよう、証拠金を多く入金する必要
がありますが、損失が無制限に拡大しないための安全システムとして考えられています。
このようにFX取引は、通常は自分が口座に入れた証拠金の範囲で取引を行うこと
ができます。(急激な為替変動などによって例外もあります)
ロスカットのルールは、各FX取引会社によって仕組みが異なります。
どこの会社のシステムが使いやすいか、あなたのトレード方法によっても異なりますので、
複数の会社に口座を開設し、使いやすいシステムを選ぶのが良いと思います。
<FXのリスク>
・
為替益という利益を目的にトレードする以上、為替損という損失リスクも伴います。
・
取引会社のコンピュータートラブルなど、通信上のリスクもゼロではありません。
・ FX取引は、元金が保証されるものではありません。ロスカットシステムも同様です。
まあ・・ 確実にお店が儲かるシステムの、パチンコよりは良いと思いますが。
FX取引の場合、相場が上がるか下がるか、理屈上は1/2の確率のはずですが?!
<便利な取引システム>
● FX取引は、パソコンの前にかじりついて、成り行きで売買をすることもできますが、
事前に予約注文を出しておき、その価格になったら、注文が成立する仕組みもあります。
(例) 109円00円まで下がったら買うぞ!そして109円30銭になったら売るよ!
ということを、事前に予約しておくことができます。
もちろん、この予約価格はいつでも変更(取消)することができます。
デイトレードやスキャルピングと呼ばれる、数分〜数時間で決済を繰り返す短期トレード、
数日〜数週間に渡って値動きを読むスウィングトレード、金利目的の長期トレードなど、
自分の目的に合わせた取引が可能です。
※いつでも決済できるので、スウィングの予定が、先走ってデイトレに変更なんてことも
ある著名デイトレーダーは、デイトレードをしている理由について、「夜グッスリ寝れるから」
<値段の動き方>
外国為替の値動きには、どのような要因があるのでしょうか。
●株価の変動による影響 (日本の株価、米国の株価、世界の株価)
●経済指標による変動 (雇用統計・GDP・住宅販売・政策金利などなど)
●突発的な変動 (大きな売り・買い注文が入った場合など)
●天変地異・政情不安
●各国の経済の状態 ●企業の決算 ●市場に流れたウ・ワ・サ
●大統領や、経済閣僚の発言 (余計なコト言うな・・と呟くトレーダーは多い)
などなど・・ 一見難しそうですが、「明日は読めない」というのは、個人投資家もプロも同じです。
こういった値動きの理由を把握し、今後の値動きの推測を立てることになりますが、100%当たるということはありません。言い換えれば、適当でもサイコロを振っても、儲かる時は儲かります。
●株価は見ておきましょう
日本時間の夜11時前後には、ニューヨーク株式市場が開きます。ダウ平均株価などは、
ドル円やその他の通貨の値動きに影響を与えます。
→ Yahooその他の株価チャートで、株の値動きを随時チェックしましょう。
→ HTMLの知識がある方は、自分用のチャート閲覧サイトを作りましょう。
(株、原油、先物価格などのチャートを探してきて、同時に表示させるHTMLを作ります)
●重要な経済指標
重要な経済指標が発表されると、結果によって値が大きく動くことがあります。
そのような発表が控えている時は、ポジション(注文した持高)を持たないことも重要です。
今日の何時に、「○○○指数が発表」というのは、毎日チェックしておきましょう。
日本の指標は影響が少ないですが、アメリカの指標は、非常に影響が大きいです。
<値動きをどう読むか>
値動きを、100%読むことはできません。個人投資家もプロも同じです。
上がるか下がるか、サイコロを振っても、確率には差がないかも。
(より確率を高めるための、チャート分析や、システムトレードといった手法もあります)
ただ、価格がどちらの方向に動いても、行き着く先の「目安」はあります。
過去の値動きの「目安」を越えてしまった場合、大きく値が変動する場合があるので、そういう場合は注意が必要です。(変動の大きい時は、次の山(谷)、次の山(谷)と、目安が動きます。)
(クリックで拡大)
<プロの助言?>
FX会社の市場状況リポートや、ネット上の専門家のリポート。
これらは、中・長期的には当たることも多そうです。
ただ、今夜の値動き、明日の値動きなどは、誰にも分かりません。
専門家が、「今夜はドル売りに警戒」と言ったとしても、50%はハズレます。
専門家がどう言ったとしても、あせって損切りしたりしないよう、自分なりに判断しましょう。
<トレード(取引)の常識?>
株もそうですが、よく、やってはイケナイことに挙げられるモノ
●ナンピン(ある値段で買う。下がったのでまた買う。更に下がったので買う・・・)
●損切りしない
●ヘッジ(両建て:売買い両方の注文を入れること。ロットが同じなら損益は常にゼロ) など
プロや経験者が言うのですから、正しいのかもしれません。
ただ、状況に応じて、これらを活用しながら運用している人も多いはずです。
また、株と外国為替では、異なる部分もあります。
「必ず儲かる方法」はありません。状況に応じて負けない方法を選択しましょう。
ただし、資金に余裕がない人は、セオリーを守らなければなりません。
ナンピンなどは、資金が少ないと、損失が膨らみロスカットされる危険性があります。
少ない資金で始める場合は、「ロットを多く持たない」 「レバレッジを高くしない」ことが大事。
<セオリーに従って、損切りばかりしてると儲からないことも>
「100%勝てる方法」はあるのでしょうか? 「90%負けない方法」ならありそう?
損切りするにしても、値が下がって下がりまくったピークの時に焦って損切りをするケース。
すると、その後しばらくして底値を付け、注文レートまで値段が回復。
誰でも1度や2度、そんな経験をしてるのではないでしょうか。
「私が損切りするのを誰か見ているんじゃない?」 なんて思いますよね。
でもそうではなく、そういう人が他にも多いということなのかもしれません。
それが投資家心理? 投資家心理と市場は逆に動く、とも言われています。
FX取引にアセリは禁物です。損切りするにしても、損失ピーク時の大奉仕価格でしないこと。
そのためには、心に余裕を持てるだけの余剰資金が必要です。
50万円の資金で、1日に数千円〜数万円の利益を出すのは難しいことではありません。
しかし、10万円の資金で、同じことをやろうとすると、お金にも心にも余裕がなくなります。
口座の資金を、全部使い切る取引をするのではなく、ロスカットされないよう余剰資金を維持しながら、少ない金額を稼いで儲けを積み重ねていく。これなら「含み損を抱えた塩漬けポジション」が出ても、余剰資金で別の取引を続けながら、「塩漬けポジションの含み損」がチャラに(近く)なるのを待つこともできそうです。
ただ、高金利通貨の売りポジションは、金利分が減っていくので、精神的には良くありません。
「それでも興味はあるけど、為替はちょっと怖い」
そんな時は、ただひたすら値動きを観察して、値が思いっきり下がったら、買うのも手です。
チャートを1日足などの長期チャートにして、値動きの上下値を確認し、そこまではひたすら注文するタイミングを待ってみる、など。
デイトレードで毎日コツコツとトレードするのも良いですし、ここぞという時を待って参入するのも
良しです。 デイトレードで100戦全勝というのは難しいでしょうが。
マネーがマネーを呼ぶ。
自分ではなく、お金に働かせる。 FX取引はそんな世界なのかもしれません。
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それぞれ違うFX業者のルールから、
自分に最適なものを選ばないと勝てません
※
複数の会社に口座を持つと、それだけ相場の情報がたくさん入ってきて有利です。
各会社ともシステムが異なるので、自分で使いやすいものを選ぶと勝率が高まります。
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